「ありがとう」の言葉

こんにちは、歯科衛生士の山田です。
年が明けて22日の大雪、このところの寒波、インフルエンザの流行、皆さま健やかにお過ごしでしょうか。

今回は「ありがとう」の言葉の大切さについて書かせて頂きたいと思います。

と言うのも、先日22日大雪の日、仕事が終わり帰ろうと駐車場で車の雪を払っていた際、1人の女性が帰って来られたばかりにもかかわらず、少しでも早く帰れる様にと一緒に雪を払って手伝って下さいました。

その優しさと気遣いに心から感謝し私が言えた言葉が「ありがとうございます」
だったからです。

「ありがとう」の語源は仏教の「有難し」とされています。

「ありがとう」は他人からの気遣いに対する感謝の言葉です。

感謝の気持ちを「すみません」と伝えるよりも「ありがとう」あるいは「ありがとうございます」と伝える方が、人は嬉しく感じるのだそうです。

「この世で最も不幸な人は感謝の心のない人である」
と言われます。

何をしてもらっても、当たり前と思い、感謝の心がなければ、不平不足ばかり出て、幸せを実感することはできません。

感謝できる人が幸せなのであり、その感謝を「ありがとう」という言葉で表す、これを仏教では「自利利他」と言うそうです。

自利とは自分の幸せ、利他とは他人の幸せ。
自分の幸せがそのまま他人の幸せになり、他人の幸せがそのまま自分の幸せになる、ということだそうです。

このように、「ありがとう」という5字は、不思議な働きがあるそうです。

松下幸之助氏(旧松下電器・現パナソニック創業者)の言葉にも素敵な言葉があります。

「ありがとう」と言う方は何気なくても、
言われる方はうれしい、
「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。

- 松下幸之助 -

何気ないことにも感謝し素直に「ありがとう」と言える生き方をしたいですね。