心の扉

こんにちは、歯科衛生士の山田です。
桜も満開となりました。皆様お花見は行かれましたでしょうか。

今回は本題に致しました「心の扉」について少し書かせて頂きます。
「心の扉」と言うのは、患者様の心の事です。
私が常々思うのは、患者様が病院に行かれる時と言うのは、本当に辛い時や心配を抱えていらっしゃる時であると言う事。病院が嫌いな方も緊張しやすい方も持病をお持ちの方も、その様な状況の中でご来院頂いていると言う事です。

我々医療に携わる人間は、その様な様々な方々の言葉や気持ちをいかに理解して差し上げられるか。そして、不安や痛みを楽にして差し上げられるかが必要となります。
痛みを取るのは治療だけではありません。患者様の気持ちを理解し寄り添うことも必要と考えます。

いかに優れた技術や知識があっても、患者様に寄り添える心が無くては患者様の「心の扉」が開かれることは難しいと思います。

何気ない言葉でも生活の事でも、ひと言でも私達に話して頂けるきっかけがあれば、少しずつ患者様の「心の扉」も開かれ、辛い原因に関与することも話して頂けるようになります。

患者様の心の声が聞ければ、良い関係で治療や指導、アドバイスもさせて頂けるようになると思います。

患者様が「心の扉」を開いて、本当に辛い、痛いと感じている事や、生活の中で楽しかった嫌だった、どんな事でも気兼ね無くお話し頂ける様な環境、人間性はとても大切だと考えております。

気になる事はどんな事でも遠慮なくお話し頂ければと思います。
患者様の笑顔が増えます様お手伝い出来れば幸いです。