93歳伯母さんの元気の秘訣

こんにちは、歯科衛生士の山田です。

急に寒くなって参りました。風邪などひかれてはいらっしゃらないでしょうか?

今回は私の親戚の伯母の元気の秘訣をリサーチしてみましたので、少しお話してみます。^_^

伯母は現在93歳。
ご主人を7年介護し23年前に亡くした後、90歳まで自転車に乗りお使いに行ったり畑をやったり、たまにお友達と近いところにお出かけしたりを楽しみに過ごしていました。

現在は畑と自転車は引退したそうですが、近所のお友達のお家に歩いて遊びに行ったり、お家に招いてお茶をしたり、自分の着物を仕立て直してはお友達にあげたり。そんな日常を過ごしているとの事。

いつも元気に見えるので、何故なのだろうと生活の話を聞いてみたところ、3つの元気の要素を知ることが出来ました。

まず1つめは、良く食べ良く話をし、よく笑い、常に頭を使って自分の決めたスケジュールでメリハリのある生活をしていると言うこと。

2つめは、手先足先まで使って体操をしたり、縫い物をしたり、ポジティブな生活を楽しんでいると言うこと。

3つめは、たくさん話したり食べたりしたいからと、義歯の噛み合わせを歯科医院で定期チェックしてもらっていると言うこと。

伯母の話によると、義歯(入れ歯)でもきちんと歯を入れていないと体のバランスが崩れると言うのです。
伯母は義歯ですが、なんでも良く食べ、その食べっぷりは大したものです。更に本当に良く話しますし、笑います。

『話し相手がいなければ、テレビを見ては大げさに笑ってみたりするんだよ』などとお茶目な発言まで。

また、少しでも噛みにくいと感じたら、歯科医院に行って新しく作るか治してもらうか相談しながら過ごしてきたと言います。

性格は千差万別、皆同じようには出来ませんが、自分なりに明るく前向きに笑って食べて、杖でも押し車でも歩く。歯はキチンと入れて食事はしっかり摂る。一番は歯の管理…だそうです。

辛い事もたくさんあったはずですが、93歳の伯母から学ぶことがたくさんありました。元気の秘訣はしっかり噛める歯があってこそなんだと力説されました。

伯母のように、たくさんの方々に、たくさん笑って、食べて元気に過ごして頂ける様、医療人としてお手伝い出来れば幸いと思っております。

今年のお天気は予測しきれない変動が多いので体調を崩されませんようお過ごしください。