以前読みました稲盛和夫氏の著書『成功への情熱』(PHP文庫)の「自ら燃える」というページを思い出すことがあります。稲盛氏は京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、 日本航空(JAL)を再建。また、中小企業経営者を育成する経営塾「盛和塾」の塾長を 務めるほか、国際賞「京都賞」を行う稲盛財団を設立するなど、広範な活動をしています 。我々の歯科界においても「京セラメディカル」を立ち上げ当歯科医院で使用しています「FINESIA」も京セラの開発商品です。
本題に戻りますが、この本の「自ら燃える」の一部を抜粋いたします。
物質には可燃性、不燃性、それから自燃性という基本的なタイプに分けられます。可燃性の物は火を近づけると燃えはじめ、不燃性の物は火中に投じても燃えず、自燃性の物は火が近くになくても燃えだします。
同じ分類が人間にも当てはまります。何か価値のあることをやり遂げるためには、自燃性の自分から燃え上がらなくてはいけません。なぜなら、熱意と情熱こそが物事を成就させるためにはなくてはならぬ基本的要因だからです。
不燃性の人は才能があってもニヒルで感受性に乏しく、感情がありません。能力があっても何も成し遂げることができません。
可燃性の人は、少なくてもやる気のある人に囲まれている時は、自分もやる気になるのです。火のそばにいる時だけ燃えるのです。
事業を行う上で本当に必要な人は、自燃性の人、自らのエネルギーで燃え上がることのできる人なのです。そして周りの人達にも自分のエネルギーを与えることができるのです。
私はこの稲盛氏の言葉を時々思い出し、自燃性型人間となり、自らの情熱で他の人達を包み込めるようになりたいと思っております。
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二十四節気
二十四節気(にじゅうしせっき)と言う言葉、度々耳にされると思いますが、皆さま、どういうものかご存知でしょうか。
こんにちは、歯科衛生士の山田です。
1月20日は大寒でしたね。
二十四節気の24番目の節気です。
昨年末から年明けは、寒波と日本海側の大雪が大変な事になっていました。
まだまだ天気の変動に気をつけなければならない季節です。
二十四節気とは、太陽の黄道(こうどう)上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して約15日ごとに分けた季節のこと。
全体を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて、節気(せっき)と中気(ちゅうき)を交互に配しています。
冬至 から始めて黄道を12等分した点を中気といい、中気と中気の中間点を節気といいます。
季節を24分割の季節に分けて呼ぶ事、素敵な事ですね。
コロナ禍で一年中マスクを着用して過ごす日常になり、暑いか寒いかだけの季節の感覚になりがちですが、冬至や夏至や春分、秋分といった日は季節の変わり目に季節の食材を味わい身体を労る習慣なのかもしれません。
先日、栃木県が緊急事態宣言が出てすぐ、学生時代からのお友達が、「春の訪れを感じられるから、食べて元気でいてね」と岩手の食材を送ってくれました。
今はそれぞれ違う土地で生活している友達が、季節の香りと労る心と元気を送ってくれました。離れていても気持ちは伝わるとの優しい心遣いでした。
コロナ禍が落ち着くまで、皆様も不安も尽きないと思いますが、細やかな発見や季節の食材で、穏やかな毎日を過ごされますことを願っております。
当院でもコロナ対策をして診療しております。
ご心配な事がありましたらご相談ください。