などのお悩みにお応えいたします。
入れ歯は軟らかい歯茎の上に乗っています。残っている歯や歯茎の高さによって入れ歯の安定感は変わります。入れ歯が合わない状態が長く続くと、自分自身でどこで噛んでいいのかわからないくらい噛み合わせが合わなくなってきます。
入れ歯は自分の歯に比べて20~30%しか噛む力がありません。入れ歯が合わなければより、噛む力は低下します。噛む力が弱くなれば食べ物を噛み砕くことができずに、胃腸に負担がかかってしまいます。
顔の表面は中にある表情筋(ひょうじょうきん)や咀嚼筋(そしゃくきん)によって支えられています。入れ歯が合わず、噛む力が発揮できなければ筋肉が衰え、しわが増えてしまいます。
入れ歯が合わないと、入れ歯が動いてしまい、フックがかかっている歯も揺れてきてしまいます。また、残っている部分の歯でばかり噛むようになり、負担が過重になります。
噛む行為は脳を活性化させます。しっかり噛むことができないと脳が委縮し、認知症のリスクが高くなります。歯を失い義歯を使用していない場合、歯が20本以上残っている人や、歯がほとんどなくても入れ歯により噛み合わせが回復している人と比較して、認知症の発症リスクが1.9倍になるといわれています。
歯が19本以下で義歯を使用していない人は、歯が20本以上ある人と比較して、転倒リスクが2.5倍に高まるといわれます。転倒すると、約1割の高齢者は骨折をします。骨折をきっかけにして、要介護状態になってしまうこともあります。特に下半身の骨折(代表的な骨折は「大腿骨頸部骨折」)は、寝たきり生活の原因になるため、注意が必要です。実際、「要介護」と認定される原因の約1割は「骨折・転倒」です。
保険が適用される総入れ歯です。
お口の粘膜にあたる床部分がレジン(歯科用プラスチック)でできています。
保険適用なので自己負担額が少ないです。当医院では保険での治療を基本と考えておりますので、少しでも完成度の高い、患者様に満足いただける義歯の作製を目指しております。
素材がレジン(歯科用プラスチック)に、入れ歯を固定する方法が金属のバネに限定されている部分入れ歯です。保険適用なので自己負担額が少ないですが、金属を周囲の歯にかけるので審美性に欠けます。また使用時に違和感が出ることもあり、バネ(クラスプ)をかけた歯に負担がかかります。
保険外治療になりますが、金属でできているため保険の入れ歯の約1/3の薄さで熱が伝わりやすいだけでなく耐久性に優れています。
保険外治療になりますが、入れ歯の金属のバネがないため入れ歯だと気づかれにくく、また透明感があり歯ぐきの色に馴染み口元が綺麗に見えます。
保険外治療になります。取り外しの入れ歯の咀嚼能率は天然歯の30%と考えられています。この義歯は歯の一部が金属(ベレードティース)でできているので噛み切りやすくした機能的な入れ歯です。
あくつ歯科医院ではその他、マグネットデンチャー(磁石を用いた義歯)やインプラントデンチャーも行っておりますのでお気軽にご来院ください。お話を伺ったうえで、お悩みを解決するための提案をさせていただきます。